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DWS 01
今年もデザインワークショップが始まってしまった。去年取り損ねてしまったわたしは、この時期に授業とはなんぞやとまわりにやんやいわれながらしゃべったことのないチビッコたちに紛れて参加している。

お題は今年も住宅の設計。ただ、去年と違うところは、敷地が超がつくほど都会の一等地、にして超狭小。間口2間の鰻の寝床。東京に建つ都市住宅の土地形状の代名詞になりつつある計画敷地。隣接する建物は7階建てのビルで、敷地の2方向に接している。反対側には木造3階建ての古い商店が隣接。ふつうに計画すれば、住宅のスケールはこちらの商店に近い。ただし商業地区のため多少背の高いものでも法規的に許されてしまう。

配属先は、プロフェッサーY+☆ピコunitだ。両者の名前を聞くだけでもびっぷでおそれおおい建築家たちだが、その組み合わせ、明らかにお試しだろうか?というほど異例の組方だ。プロフェッサーには去年本当にお世話+ご迷惑をかけてしまって、日本中頭のあがらない人は少なくないと思うが、わたしなんか本当は話もかけてはいけないくらいだ。☆ピコさんは高宮研プレゼミの時と去年の優秀課題集の雑誌編集でお近づきになった今をときめく住宅作家先生。やっぱりどう考えても不思議な組み合わせだ。でも学生最後の設計授業でこのお二人にチャレンジ?できることに感謝。がんばろぉう☆

第1日目はガイダンスとunitごとでさっそくエスキース。実はここ数日原因不明の腹痛の激痛で、病床に伏せながらの作業?だった。夏の疲れか?ゆるめるとこ間違えちゃったみたいだ。その悶え方に家族中があわあわ。病院に行くも土曜日でまともな検査ができず、とりあえずの薬を処方される始末。原因不明なのにとりあえずで処方するとは何事か?一時はあわや入院&ワークショップ取りやめかというくらいの家族会議もしたのだが、ここは逃げてはいけないと、決死の覚悟で参加を決意しました。腹痛なんか気のせいだ。。。きっと。
でエスキース。とにかく、手がぷるぷるする。サインペンで描いたスケッチなんかもう幼稚園児以下だ。それでもなんとか模型も作っていざプレゼン。だけど考えていたこと、考えていたシーンとか暮らし方の話がいっさい出来なかった。考えてた空間の配置についてだけ。[狭い間口で奥に伸びているのでいろんな天井高の室を並べていろんな空間が体感できる家にしています…]と。しかも口で言うほどの大胆なスタディがなされているかというと表れてないわけで…しかも☆ピコさんを前にだまるのは止そうととにかく切々と持論を説く。でも印象論。それでも今回は黙らないことを目標に進めていこうと考えてはいたが、話してることと作っているものとにはまだまだ厳しいギャップがあるようだ。絵はしばしば過大解釈されてしまうことがあるが、言葉は絵よりもイメージを限定してしまうのだと実感。言葉も選ばないといけないし、なによりも、分かりやすい言葉で、と☆ピコ氏。動線計画も最悪、とのご指摘。確かに…言われてから気づく始末。大学院なのに…来年は一応は社会に放り出される身なのに……とにもかくにも、結構ふつう、との評価。むしろ断面なんか失敗しちゃった、みたいに見えると……
一通りエスキースを終えて、先生方の感想は、[もっと類似事例を観察しなさい]。でみんなで参考にした雑誌の切り抜きやらを持ち寄って全部1/50の図面になるように拡大コピーをし、壁に貼ってみる。狭いながらに、たくさんの空間体験が出来るように、部屋が細分化されていたり、階段を複数巧みに利用してあったり、迷路みたいだったり。というタイプと、ワンフロアが3つくらい積層されて、ゆったりと空間を構えているもの、とに分けられることに気づいた。前者は世界のandoさんなど、後者は☆ピコ氏や天工人さんなどの作品によく見られる傾向。わたしはどちらかというと後者な空間の作り方であることが多い。むしろゆったり大きく構えすぎて中身のない提案になりがちだ。ここでプロフェッサーの提案。[下手なもの考えるより、一度先人たちの模型を作ってみてはどうだ?]と鶴の一声で、自分たちの案そっちのけで模型を作ることに。私の担当はandoさんの日本橋の家。図面から読みとれない部分も多く、資料不足な上にプロフェッサーも☆ピコさんも知らない作品で、何かと想像力が必要だ。ショップ兼住宅のRC4階建て。しかもテイストもわたしの感じとちょっと違う…そこから何かヒントは得られるのか否か……!?
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きょうのHP:40のち60

/jinko/
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by 2ldk-satellite | 2005-09-05 22:06 | デザイン